貸倉庫が多い地域

貸倉庫はどこにある? 都会には少ない?

例えば、貸倉庫を大阪の梅田駅周辺や心斎橋周辺で探していた方…

おそらく貸倉庫物件は出てこないと思います。

もちろん、絶対は有りませんが、限りなくゼロに近いぐらい少ないと思います。

 

なぜ、そのような都会エリアには貸倉庫が無いのか。

それは都市計画等に基づく用途地域の問題や地域柄が影響します。

 

都会周辺は、地価が高い事もあり、固定資産税なども非常に高くなります。

仮に、そのような状態にも関わらず、

貸倉庫のような平屋倉庫や2階建の倉庫兼事務所を建築したとします。

固定資産税などとのバランスを考えると貸倉庫の賃料はどのようにすべきでしょうか。

 

⇒ 異様に賃料の高い貸倉庫が生まれます ⇒ どこの誰が賃料の高い貸倉庫を借りるのでしょうか…

 

と非常にナンセンスな状態になります。

 

もちろん、理由はそれだけではありません。

地域柄もあるので、似つかわしくない点もありますし、

何より駅周辺などの都市部は、商業地域などに指定されている事が多く、

建蔽率・容積率が高い為、高い建物を建築し、多数の方に借りてもらえるようにして、

賃料とのバランスを図る事になります。

 

■建蔽率…土地面積に対して、建物を建築出来る割合(60%や80%などがあります。)

■容積率…土地面積に対して、建築出来る延床面積の割合(200%や400%などがあります。)

※用途地域によっても変動しますし、どのように道路に面しているか等、

 様々な要素によって変動します。

 

では、どのような地域に貸倉庫は多いのでしょうか?

 

 

貸倉庫の多いエリアは?

貸倉庫が多いエリアは??

 

統計的には、前項に出てきた用途地域が関わっています。

用途地域とは住居地域、商業地域、工業地域などの用途の混在を防ぐことを目的として、

行政によって定められているものです。

 

一般的な事でありますので、全てに適合するわけではありませんが、

各市町村のホームページから用途地域を見る事が出来ますので確認してみて下さい。

 

例えば、駅があるとします。

おそらく駅周辺は、商業地域だと思います。

その商業地域をドーナツのように囲むように住居地域が存在します。

更に、比較的広い道路を挟んで離れた地域に工業地域が存在するかと思います。

 

これは公害やトラブルなどを未然に防ぐ為等を加味して

行政が定めたものになります。

 

そうなると貸倉庫が多いエリアは、ズバリ…工業地域になります。

工業地域と言っても、細分化されており、準工業地域、工業地域、工業専用地域とあります。

貸倉庫は、単純な倉庫という使用だけでなく、作業場・工場としても利用される事が多い為、

どうしても、そのような地域に好まれて存在する事が多いです。

 

『駅徒歩2分以内で100坪の貸倉庫を探している…』と専門の不動産会社に相談したとします。

絶対に無いとは言いませんが、上記の内容を理解していると非常に難しい内容で探している…

という事になります。

 

 

準工業地域・工業地域以外には貸倉庫は無い?

前述した通り、絶対に無い!というわけではありませんが、

非常にレアな物件を探している…という事になります。

 

あと、使用方法にも目を向けなければいけません。

仮に、住居地域に希望したサイズの貸倉庫を見つける事が出来たとします。

しかし近隣には民家が多い場合があり、

貸倉庫利用者の利用方法(特に音やニオイ、大型トラック等)で、

近隣民家とトラブルになる可能性もあります。

 

どんな利用方法で貸倉庫を探しているのかを

専門の不動産会社とよく話合う事も重要のポイントです。

 

専門の不動産会社は、プロの目線で物件を探して提案してくれると思います。